MMM スリーエム銘柄分析 米国株おすすめ銘柄!連続増配は驚異の61年!!

米国株投資
スポンサーリンク

鯉太郎です。

今回は、MMM(スリーエム)についての銘柄分析になります。

3Mは世界的な化学・電気素材メーカーです。

1976年8月9日 にダウ工業株30種平均に採用されています。

セクターとしては、資本財に属しています。資本財セクターは景況感に左右される銘柄と言われていますが、リーマンショックで多くの資本財企業が大打撃を受ける中、一早く立ち直り業績を拡大し続けてきています。

同じ資本財の企業であるGEは業績が低迷しダウ銘柄からも除外される中、MMMという企業を探っていきたいと思います。

スポンサーリンク

MMM スリーエムの紹介

アメリカ合衆国ミネソタ州セントポール郊外のメープルウッドに本拠地を置いています。

この会社の社名は2002年までMinnesota Mining & Manufacturing Co.(ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング社)が使用されていましたが、その後略称である、3Mを使用した「3M Company」に変更されています。

「マイニング」という言葉が示す通り、鉱山関連事業から出発したが、今では化学品、自動車部材、一般消費者向けの文房具、医療品まで幅広く手掛けています。

MMM(スリーエム)の創業

3Mの歴史は約1世紀前の1902 年、米国ミネソタ州で始まりました。

設立の目的は、研磨ホイールに適したコランダム(鋼玉)を発掘することでした。しかし、採掘できたのは質の悪いやわらかい石であったため、サンドペーパーの製造販売へ事業転換しました。

1921年に発売した世界初の耐水サンドペーパーは、水を使っても砥粒が取れないのが特長で、作業中に粉じんが立たず、作業環境を大幅に改善する製品として大ヒットしました。この開発をきっかけに、研磨材技術、接着・接合技術、コーティング技術がスタートしました。

現在は約9万人の社員がサイエンスを活かし、1つのアイデアを次のアイデアや用途に結びつけることで、5万5000もの多彩な製品・サービスを創出しています。

 

MMM(スリーエム)に本業はない?

MMM(スリーエム)は多くの事業を幅広く展開していています。研磨剤、防護マスク、標識、医療品、マスキングテープなど一見関連のないビジネスの寄せ集めに見えます。

 

イノベーション(革新)を求める経営指標

MMM(スリーエム)の経営指標の中に、全売上高のうち発売から1年以内の新商品が10%、4年以内の商品が30%を占めなければならないという項目があります。

この経営指標を達成するために、MMM(スリーエム)では常に新製品を開発する必要があるのです。

イノベーション(革新)を支えるユニークな社内制度

3Mはイノベーションを生み出すために、ユニークな社内制度を整えています。

①15パーセント・ルール                                       これは、従業員が勤務時間の15%を日々の仕事にとらわれない活動にあてることを許すというものです。

②スポンサーシップ制度                                      アイデアを持った社員がいる場合、管理職は予算・人事面で支援するスポンサー役にならなければならないと定めています。

③ブートレッギング                                          「密造酒づくり」という意味で、上司の命令に背くことになっても、自分の信じる研究をするために、勤務時間終了後に、会社の設備を使って密かに研究を進めることを推奨しています。

④汝、アイデアを殺すなかれ                                    上司は、部下が「やりたい」と申し出た場合、明らかに失敗すると証明できない限り止めてはならないとされています。研究が失敗しても、経営陣は問題にしません。失敗から得る経験を大切にしているからためです。

キリスト教の10の戒律になぞらえて、3Mの第11番目の戒律といわれています。

3Mの独特の企業文化を支える活力

独特の企業文化が創業から3Mを支えてきました。

ユニークな社内制度とともに、企業文化として一種の「遊び(doodling)」を許容し、奨励している点です。社員の個性や独自性を尊重し、研究開発の方向を無理に一つにまとめないことで、逆に数多くの新製品を生み出すことができています。

違ったタイプの人間が豊富なアイデアを持っていれば、それだけ新製品が生まれる確率が高くなるからです。市場の声を聞いて開発するプロダクト・イン型ではなく、技術者の発想で開発するプロダクト・アウト型を志向しています。

これが同社の独特の企業文化を形成しています。

MMM(スリーエム)の事業

MMM(スリーエム)の2018年のannual reportでは主要事業として5つが挙げられています。

①産業部門
②安全・グラフィックス部門
③ヘルスケア部門
④電子・エネルギー部門
⑤一般消費者部門

①産業部門では、作業現場を支えるテープや研磨材、不織布技術から生まれたフィルター材、自動車の車室空間を自由に演出するLED 光源専用の単芯光ファイバーなどがあります。対象となる産業は、自動車、建設、エレクトロニクス、製造関連で日々の生活に浸透しています。

②安全・グラフィックス部門では、広告、自動車、建築物などを美しく彩るグラフィック製品や内装仕上げ材、交通安全を支える反射シートや安全衛生製品など、人々の暮らしを幅広く支えています。

③ヘルスケア部門は、医療をはじめ看護、介護、歯科などのメディカル分野や食品衛生の現場で高い評価を獲得しており、健康な社会づくりに貢献しています。医師や看護師が使用するリットマン聴診器も製造しています。

④電子・エネルギー部門は、日々の暮らしに密着した電子・電気機器でも3Mの製品は活躍しています。 電力ケーブルやコネクタなど、社会を支えるインフラ構築にも数多く採用されています。

⑤コンシューマ部門は、新しい便利さと豊かなコミュニケーションを支える文具・オフィス用品をはじめ、清潔で快適な生活を支える家庭用品を提供しています。

 

MMM(スリーエム)の事業を理解したところで、ファイナンスを見ていきましょう。

スポンサーリンク

MMM スリーエムの売上高

MMM(スリーエム)の売上高ですが、リーマンショックからの回復以降は右肩上がりに業績を伸ばしています。不況に完全なる耐性があるわけではないのですが、製品に消耗品が多いため不況でも需要が一定程度確保出来るという強みがあると思います。
スポンサーリンク

MMM スリーエムの売上高(事業別)

産業部門が1/3を占めていますが、その他の事業でも15%程度のシェアがあり特定のカテゴリーに依存している事業構造ではありません。

スポンサーリンク

MMM スリーエムのキャッシュフロー

営業キャッシュフローマージンは平均20%と高い競争優位性があります。

新製品の開発のための適切な支出があり、莫大な営業利益とフリーキャッシュフローを生み出しています。

典型的な成熟企業と言えるキャッシュフローとなっています。

スポンサーリンク

MMM スリーエムのEPS、DPSと配当性向

1959年から61年連続で増配を達成しています。

近年のMMM(スリーエム)のEPS、DPS、利回り、配当性向、増配率、株価推移になります。

毎年生み出される、莫大なフリーキャッシュフローで自社株買いと配当を支出しています。

配当性向は60%と増配余力は十分です。しばらくは減配の心配はなさそうです。

 2009201020112012201320142015201620172018Average
EPS
4.525.635.966.326.727.497.588.167.938.89
DPS2.042.102.202.362.543.424.104.444.705.44
配当利回り2.472.432.692.541.812.082.722.492.002.862.41
自社株買い利回り-0.312.831.872.844.865.052.891.313.232.80
総利回り2.472.745.524.414.656.947.775.383.316.094.93

2014年に増配率34.60%と大幅増配しています。また、2015年にも19.90%とこの2年間で驚異的な増配を成し遂げています。

1999年からの20年間の平均的な利回りは2.69%となっていて現在の株価水準では約3.3%の利回りなので積極的に買い増ししてよい水準と言えそうです。

リーマンショック時が4.25%となっているのでその近辺までは株価も調整するかもしれません。

利回り4%の株価水準は136ドルです。リセッションが示唆される経済指標も出始めてますが、暴落が来た場合の下値目処になりそうです。

ちなみに利回りが5%の株価水準は110ドルになります。

スポンサーリンク

MMM スリーエムの配当金、株価

MMM スリーエムの配当利回り情報

MMM(スリーエム)の2009年からの配当金、自社株買いなどの配当利回り情報です。

 2009201020112012201320142015201620172018Average
EPS
4.525.635.966.326.727.497.588.167.938.89
DPS2.042.102.202.362.543.424.104.444.705.44
配当利回り2.472.432.692.541.812.082.722.492.002.862.41
自社株買い利回り-0.312.831.872.844.865.052.891.313.232.80
総利回り2.472.745.524.414.656.947.775.383.316.094.93

配当は平均で2.41%ですが2019年9月は3.3%まで利回りが高くなり株価が下落しています。

自社株買いは平均2.80%となっています。

配当と自社株買いを含めた2009年からの年平均の総利回りは4.93%となっています。

MMM スリーエムの配当金履歴

2019年9月よりMMM(スリーエム)から配当金を貰っています。まだ入金されていませんが今月から配当金の受取が始まります。

 

投資額(2738.56ドル)に対する回収率
0.61%
2019年9月時点配当金
累計配当金
16.58
2019年9月16.58

MMM スリーエムの株価

米中貿易戦争で株価が暴落していています。利回りは、3%を超えていて魅力的です。

直近の株価、決算資料では、利回りが3.41%、配当性向56.1%と魅力的です。

 

 

 

参考記事

ニュースサイトで読む: https://biz-journal.jp/2014/09/post_6100.html
Copyright © Business Journal All Rights Reserved.

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました